幅広く新規事業を探索する中で、農業の施設園芸分野に行きつきました。
異業種の目から見て、実に興味深い事実がありました。
ハウスを暖房するための燃焼式の『ハウス加温機』と、日中の光合成を
促進するための燃焼式の『CO2発生機』がそれぞれ別々に設置されているのです。
それぞれハウス加温機は夜間、CO2発生機は日中に稼働しています。
燃料もそれぞれハウス加温機は主にA重油、CO2発生機は灯油が使われる
ことが多いです。燃料タンクも別系統で準備されています。
『暖房機の煙突からCO2が捨てられているのに、わざわざ燃料を燃やして
CO2を与えているなんて実にナンセンスだなぁ』
後になってわかったことですが、我々と同じようなことを考えていた
農家さんは意外と多かったということです。
お金を使って発生させていたCO2は、すぐ近くでたくさん大気中に捨てら
れていました。
ハウス加温機のCO2がリサイクルできたらどんなに良いことでしょう!
これを現実のものとしたのがアグリーフです。